ひとりの人間の力を、私は信じる

言葉のみが――すなわち書きとめられた言葉のみが――ひとつの魂のもっとも深い部分を、忘却という、われわれの世紀がもっとも残酷に行使するあの力から守りうる。私が講演というものに深く動かされるのは、まさにこの一点においてである。語る者がすでに地下に眠り、長い沈黙のなかにあっても、その精神はなお存続する――それが、私にとっての唯一の宗教であり、不死の最も誠実なかたちであるからだ。

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巴里特別公演 · 二〇二五

記憶深處

二〇二五年十一月二十一日—二十三日 パリ・オペラ=コミック座(Opéra-Comique)

佟睿睿(トン・ルイルイ)演出の舞踊劇『記憶深處』――張純如が南京大虐殺をたずねていった足跡を主軸とする一作――が、巴里オペラ=コミック座にて初めて上演された。本スタジオは制作と協働し、この、舞踊が記憶を担う作品を、仏蘭西の観衆へと届けた。

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記述なき所に、歴史はない。

――張純如の精神に拠りて